プラセンタに副作用はない?安全性は大丈夫?

副作用プラセンタにも副作用はあります。

ほとんどは一般的な食品にもあり得る軽微なもので、人体に危険のある「重篤な副作用」は基本的にはありません。

ただし、特殊な条件下ではその危険もあり得ます。

「副作用」について

まず「副作用」という言葉についてですが、
これは本来は「」に使う言葉で、
治療に必要な作用を主作用といい、
それ以外の作用を副作用といいます。

ですがサプリや化粧品などについても「望ましくない効果」という意味で使われることが多いですね。ここでもその意味で、プラセンタの副作用を説明します。

プラセンタは危険なものではない

プラセンタの安全性は、ビタミン等その他のサプリと変わりありません。

むしろ、加熱処理等がキチンとされているので、一般的な「食材」と比べても安全性は高いといえるでしょう。

危険な物質を含まない

ホルモンや菌、ウィルスなど人体に害をなす可能性のある物質は含まれません。

原料である「胎盤」の時点では含まれている可能性がありますが、製造過程で全て取り除かれます。

「科学合成薬」ではない

プラセンタは「漢方」の薬として扱われることはありますが、「化学合成」して作られた薬ではありません。

科学合成薬に副作用はつきもの

薬品科学合成薬の場合、副作用はどんな薬でも起こる可能性があります。

起こってもほとんど問題ないものから、命に関わるようなものまで様々で、一般的に、作用の強い薬ほど副作用も強い傾向にあります。

プラセンタは「天然由来」

プラセンタは「化学合成して作られた薬」ではなく「天然由来」で、成分は元々私たちの体内に存在するものや、私たちが必要としている栄養素などです。

安全性が高いからこそ、「代替医療」として使用される

プラセンタは優れた多くの薬理作用を持ちながら、副作用がほとんど無いことで知られています。

そのため病院では、副作用の強い科学合成薬の「代わり」に、病気の治療薬として使われることもあります。

なぜプラセンタが「危険」だと思われることがあるのか?

プラセンタはときどき「危険なのでは?」と勘違いされることがあるようです。

なぜそのように思われるのか、考えてみました。

動物性だから?

よく、商品の宣伝文句で「植物性だから安心」というフレーズを耳にすることがあります。

その影響で、植物性=安全、動物性=危険、というイメージがついてしまっているのかもしれませんね。

でも、私たちは動物の肉などあらゆる部位を口から摂取していますが、これは危険な行為ではなく自然なことです。反対に、危険な毒素を持った植物はいっぱいあります。

もちろん、植物性だから安全ということはありませんし、動物性だから危険ということもありません。

効果が高いから?

一般的に、効き目の強い「薬」は、副作用も大きい傾向にあります。

一方、

プラセンタの口コミや商品レビュー、テレビCM等を見ると、プラセンタが美容や健康に良く効いている様に見えますが・・・。

そのため、「高い効果を持つプラセンタには、なにか副作用があるのかもしれない・・・」

と思われているのかもしれませんね。

実際に被害報告があるから?

プラセンタ注射にも、サプリにも、化粧品にも、実際に使用した方からの「被害報告」があります。

サプリ」に関しては、そのほとんどは「アレルギー」によるもので、成分内に、体質的にアレルギー反応が起こる物質が含まれていたために、アレルギー反応が起こったというものです。

どんな優秀な製品にも、人によっては体質に合わないなどの理由で、クレームや被害報告があるものですが・・・。

プラセンタも例外ではない、ということです。

ただ・・・、

注射」に関しては「使用法の誤り」による「死亡事故」が発生しています。本来、「筋肉注射」か「皮下注射」で投与しなければならないプラセンタ注射を、血管に注射する「静脈内注射」で行ったためです。いわゆる「医療ミス」ですね。

プラセンタにも「副作用」はある

薬(科学合成薬)には必ずといっていいほど副作用があります。

また、「食の安全」が問題視されている現代では、毎日の食事にすら危険が潜んでいます。

そんな中で、「プラセンタの安全性」はかなり高いといえるでしょう。

しかし、「副作用はゼロか?」というと、そうは言い切れません。

副作用が起こる原因は、

  • 体質に合わない
  • 使用法が間違っている

主にこの2つです。

「体質に合わない」場合

たとえば、

  • 卵や小麦など「食材」や、
  • 金属やゴムなど「物質」、
  • 太陽光など「光」

のように、ほとんどの人には無害なものでも、人によっては「好ましくない作用」が起こることがあります。

これはプラセンタも例外ではありません。

基本的にはリバウンドも、習慣性も、依存症もありませんし、他の薬などと併用しても問題ありません。

しかし、主成分がタンパク質であることから、人によっては「アレルギー反応」が起こる場合があります。

痒みが出る、ニキビがでる、気持ち悪くなる、などの症状が現れることもあります。

「使用法が間違っている」場合

注射でもサプリでも、決められた「使用法」や「用量」などがあります。

これを守らないと、好ましくない作用を起こす場合があります。

プラセンタ「サプリやドリンク」の副作用

プラセンタの

  • 「医薬品」には副作用はあるけど、
  • 「サプリやドリンク」に副作用はない

と言われることがありますが・・・。

「望ましくない症状」という意味では、サプリにも副作用はあるといえるでしょう。

「プラセントップ錠」という商品を例に挙げてみましょう

(プラセントップ錠は「医薬品」ですが、医薬品指定成分が配合されているわけではなく、「医薬品申請」をして審査に合格したため「医薬品」としての認可を受けている製品で、成分や製法はサプリと変わらないため、ここで例として紹介します。)

プラセントップ錠には、

  • 皮ふ:発疹
  • 消化器:軟便・便秘

の症状が現れた場合は副作用の可能性がある、と明記されています。

このように軽微ではありますが、サプリにも副作用はあります。

ほかにどんな副作用があるでしょう?

体質に「合わない」場合

ニキビがでた、頭痛、吐き気、下痢、生理の出血が多い、不正出血、などの症状が口コミなどに時々みられます。

「摂りすぎ」の場合

考える女性ビタミンやミネラルなど「体に必要な栄養素」でも、摂り過ぎると体にはかえって良くありません。

プラセンタも同じで、過剰摂取は良くありません。

また、摂取量は多くなくても、他のサプリや食事と合わせて「特定の栄養素」が過多になる可能性もあります。

プラセンタ「注射」の副作用

プラセンタ注射プラセンタ自体に大きな危険はありませんが、これを「注射すること」で起こる副作用があります。

注射剤の「ラエンネック」を例に見てみましょう

ラエンネックには、「アレルギー体質の患者には慎重に投与する」と書いてあります。

また、「タンパク等を含有するため、ショックを起こすことがある」ともかいてあります。

簡単に説明すると、タンパク質を含むのでアレルギー反応を起こすことがある、ということです。ちなみに「ショック」とは、血流が悪化して生理機能が阻害されることです。

副作用の例としては、

2.56%の人に、「注射部位の痛み」があったそうです。

他には、0.37%の人に「過敏症(発疹・発熱・痒みなど)」や、「注射部位が硬くなる」、

また、ラエンネックとの因果関係や頻度が不明な症状として、「女性型乳房」、「肝機能障害」、「頭痛」も記されています。

「感染症」の報告は昭和49年の発売以来、一度もないそうです。

使用法を誤った場合

「間違ったプラセンタ注射」の仕方をした場合は「危険」です。

プラセンタ注射は、「濃い」成分を体内に直接注入する方法です。

  • サプリ:毎日少しずつ成分を摂取
  • 注射:一度にどっさり直接注入

このプラセンタ注射は、血管に直接注入する「静脈内注射」をしてはいけません。

「筋肉注射」か「皮下注射」で投与して、成分をじんわりと緩やかに血管内に染みこませる必要があります。

もし、プラセンタ製剤に「アレルギー」を持つ人が、「静脈内注射」で血管内に直接投与されたとしたら・・・。

血液中に急激に大量のアレルギー物質を注入されたことになり、激しいアレルギー反応による「ショック症状」が起こってしまう可能性があります。

実際に、重篤な症状が起こったり、死亡事故が起きたケースもあります。

注射剤による感染症について

プラセンタの注射剤「ラエンネック」と「メルスモン」。両方とも「ヒトの胎盤」を原料となしています。

そこで心配なのが、ヒト→ヒトで感染する病気、例えばHIV(エイズ)やC型肝炎などの感染、いわゆる「薬害」です。

今のところ、プラセンタ注射でウィルスや病原菌が感染した例は一度もありません。

ですが感染の「可能性」は「100%否定する」ことができません。

そのため病院は、注射をする際はこのリスクを十分に説明した上で「患者の同意」を得てから施術する必要があります。

また患者はプラセンタ注射を受けると以後、「献血(血液の提供)」ができなくなります。「臓器提供」も原則禁止となります。(提供先への感染伝播を防ぐためです)

※ これは「ヒト胎盤」が原料の「プラセンタ注射」に限った話であり、「馬や豚の胎盤」由来の「サプリやドリンク」を経口摂取することには問題ありません。