プラセンタの抽出方法について

プラセンタの原料である胎盤から、有用な成分だけを抽出して、不純物や有害物質を取り除いた「プラセンタエキス」を作る工程です。

この抽出されたエキスをもとに、サプリメントや化粧品など様々な製品が作られます。

なぜ抽出の工程がプラセンタ選びに重要なのか

エキスの抽出は、原料の仕入れと同様にコストの掛かる工程です。

しかし、ここで費用を抑えようとすると多くの有用な成分が破壊されてしまいます。プラセンタの品質を決定する重要な工程なのです。

現代ではプラセンタの重要な成分まで高濃度で抽出できる技術も開発されています。このような高度な技術は高品質なエキスを作ることができますが、製造コストが高く付きます。

一方、酸を使うなどする簡単な抽出方法では、プラセンタの大切な成分まで壊れてしまいます。

いろんな抽出方法の紹介

抽出方法にもいろいろありますので、有名なものをここにいくつか紹介しておきます。

酵素分解法、凍結酵素抽出法

「酵素」は私たちの体の中にも存在する物質です。体内で働く酵素だけでも数千種類も存在し、その一つ一つが違う働きをします。

この特性を利用して、プラセンタの「不必要な部分だけを分解する酵素」を使用することで、有効成分を破壊せずに効率よく抽出できる方法です。

大変費用の掛かる方法ですが、プラセンタの力が損なわれにくい、優れた抽出方法であるといえます。

加水分解法

胎盤の細胞膜を酸で分解し、有効成分を抽出する方法です。ところが、塩酸などの強い酸を使用するためプラセンタの持つ有効成分までもが破壊されてしまいます。

プラセンタ注射剤のメルスモンなどに使用されています。

凍結融解法

胎盤を急速に凍結させ、これを解凍するときに細胞膜が破壊されることを利用した抽出方法です。

非常に簡単で費用も掛かりませんが有効成分が失われやすく、優れたプラセンタエキスの抽出には使用されません。

分子分画法

特殊なフィルターを使って、胎盤から有効成分のみを抽出する方法です。狙った成分だけを壊すことなく高濃度で抽出できるという利点があります。