プラセンタの上手な選び方
サプリメントや化粧品などで、「話題のプラセンタ配合!」という言葉をよく見たり聞いたりしますが、それは本当にプラセンタとしての力を持っているのでしょうか。「プラセンタ」というだけでは、本当に効果があるのか判断できないのです。
プラセンタの持つ力は、その品質によって大きく異なります。たとえ哺乳動物の胎盤が原料であったとしても、品質が良くなければ期待するほどの効果は得られません。
原料の品質と抽出方法が、プラセンタの「品質」を決定するポイントです。
あとは、濃度と配合量を、価格と相談して決めると良いでしょう。
表記されているプラセンタ配合量には、
1、エキスの配合量
2、原末(粉末)の配合量
3、原末をエキスに換算した配合量
で、表記している場合があります。
例えば、エキスを50倍に濃縮した原末100mgを、「100mg配合」と表記している場合と、「5000mg配合」(100mgを50倍)と表記している二つの場合があります。
『コレは、5000mgも入っているのに、コチラは100mgしか入っていない』となってしまいそうですが、同じ量ですので、勘違いをしないように注意が必要です。
原料
人、豚、馬、羊などがありますが、どれが良いとは一概に言えません。種類よりも、むしろ、どのような環境で育ったか、の方が重要です。
例えば、同じ品種の牛でも育て方で肉の味が全然違うように、育て方しだいで有効成分の質や濃度が違うのです。
また、衛生的な原料は、滅菌処理や不純物を除去する工程が少なく済むので、有効成分を多く残せるのです。徹底した品質管理の下で育てられていることを明記してあるものが良いでしょう。
あくまでも目安ですが、デンマーク産の豚、次いでSPF豚、これらは厳しい基準を設けて育てられた、言わばブランド品です。
サラブレッドも、優れた原料です。 アミノ酸含有量が、一般的な豚よりも優れています。
「サプリメントのロールスロイス」と呼ばれるMF3で使用している羊は、食用ではなく医用動物として育てられ、徹底した品質管理がされています。このように、上記以外にも優れた原料はありますので、吟味してみて下さい。
植物性プラセンタは、正確にはプラセンタではなく、動物性のように成長因子などの成分が含まれていません。こちらも、アミノ酸含有量に優れたものが多いようです。
プラセンタ抽出方法
たとえ優れた原料であっても、抽出方法で品質は大きく変わります。抽出方法が明記されているものを選べば間違いがありません。一般的によくあるのは、凍結融解法、加水分解法、酵素分解法、凍結酵素抽出法などですが、酵素分解法、凍結酵素抽出法、あるいは、分子分画法、培養細胞法であれば有効成分を高純度で抽出できます。
用途
プラセンタ注射
様々な診療科で、病気の治療や改善に役立てられています。また、美肌目的で通院する方も増えているようです。
プラセンタの中では最も即効性がありますが、毎週1~2回、通院する必要があります。
時間や経済的に余裕のある方や、深い悩みを抱えている方に適しています。
ドリンク
即効性に優れています。ですが、高額なものが多いです。
経済的な余裕はあるが、注射に通院できるほど時間に余裕が無いという方や、手軽に早く効果を実感したい方にはおすすめです。
サプリメント
注射やドリンクより安価ですが、しっかりと効果があります。しかも、飲むだけという手軽さなので、長く続けやすいのも特徴の一つです。プラセンタは数ヶ月間は続けることが大切ですから、サプリメントが最もおすすめです。特に美肌目的ではサプリメントなどの経口摂取が最も効果が高いとされています。
化粧品
顔など部分的な美容で十分という方には良いかもしれません。美容液や化粧水などに配合されていますが、真皮まで届くのは、ほんのわずかです。



